ヘルパーは転職することで給料アップや条件改善が期待できますが、長くヘルパーの仕事を続けていくなら、さらなるキャリアアップを目指しませんか?ヘルパーからのキャリアアップの選択肢は色々とあります。マネジメント能力を発揮する「サービス提供責任者」を目指すのも良いですし、「理学療法士」や「言語聴覚士」などのように専門分野をしぼってエキスパートを目指すのも良いでしょう。それぞれの仕事内容や役割を理解し、進みたい方向性を考えてみましょう。
サービス提供責任者は、ヘルパーなどの介護職と利用者との橋渡し役となって、最適な介護サービスの提供に向けて様々な専門家とも連携し、またその調整を司る役割を担うものであり、ヘルパーからのキャリアアップとして、サービス提供責任者を目指すという選択肢もあります。サービス担当者会議を開いて、訪問介護計画書を作成し、ヘルパーを取りまとめて具体的な指示を与える他、利用者の情報を集約して把握することも重要な仕事です。
もっと読む理学療法士は、リハビリを重視するように変化しつつある今の医療において大きな役割を果たしています。特に超高齢化社会を迎えて、膨れ上がる高齢者の医療費を抑制するためには、身体機能の維持や向上のための積極的な関わりが求められるのであり、従って訪問看護における理学療法士の役割にも、大きな期待が寄せられています。利用者の自宅に出向いて行うリハビリは、日常生活に直結した基本動作を訓練する上で、メリットがあるのです。
もっと読む生まれつきであったり、病気や事故や老化など、様々な要因によって音声機能や言語機能や聴覚に障害のある人を支援する言語聴覚士は、理学療法士と並ぶリハビリテーションの専門家であり、国家資格です。人にとって基本的なコミュニケーション手段である、話す、読む、書くなどの他、噛む、飲み込むなどといった、嚥下機能に関するリハビリも専門領域であるため、特に高齢者の自立した食を支えるという役割に、近年注目が集まっているのです。
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ヘルパーとして、訪問介護の主力を担うということは、利用者の自宅というプライベートな場で、入浴や排せつや食事といった、利用者の極めてデリケートな日常生活を支えるのであり、思いやりを持って利用者と1対1で日々接しながら、お互いに信頼し合えるような、高いコミュニケーション能力が求められます。たとえ口には出さなくても、利用者の何気ない仕草やちょっとした表情などをよく観察して、その意を汲み取ることが大切です。